婚約指輪や結婚指輪の、それぞれの意味や歴史を紹介しています。2人の指輪選びの参考にしてみて下さい。
婚約は、恋人同士が結婚を約束する事。婚約指輪はその約束を証明するものという意味を持ちます。
実は、婚約指輪の歴史は、古代ローマから始まっていたことをご存知ですか?
当時、鉄の指輪を婚約指輪としてはめたと言われており、鉄から金になったのは2世紀だと言われています。
1456年にダイヤモンドをカットすることに成功し、王族や貴族の婚約指輪にはダイヤを使うのが主流になりました。
一般の人たちには無縁だったダイヤモンドの婚約指輪が、プラチナにかわりダイヤモンドのカットやランク、種類なども増えて、多くの人が購入できるようになったのは19世紀頃です。
実は日本では、婚約指輪は結納品としておくられていました。
昔はダイヤモンドではなく、ルビーや、サファイアなど誕生石が主流だったそうです。
「婚約指輪は給料の3ヶ月分」というのが今や定番ですが、これは70年代にCMでつかったキャッチコピーが広まったため。
3ヶ月分あればダイヤモンドも購入できるということで、気が付けば婚約指輪は最高クラスの宝石「ダイヤモンド」というのが不動の人気となりました。
婚約指輪には永遠の愛を証明する意味がありますが、結婚指輪には永遠に途切れない愛という意味があります。
婚約指輪は男性が女性に贈る物というイメージがありますが、結婚指輪は女性からも男性におくりますよね。
丸い指輪は切れることが無いことから、途切れない愛の象徴となっています。
また左手の薬指にはめる事にも意味があります。
昔は左手の薬指から血管が心臓にまっすぐ通っていると考えられ、人が生きるために必要な心(心臓)と繋ぐという意味がありました。
永遠に途切れない愛を心で繋ぐ。そんなロマンチックな意味を持つのが結婚指輪です。